多くの武将が信仰してきた神社「男山八幡宮」
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厄除け・厄払い祈祷で有名な「男山八幡宮」をご紹介します。
男山八幡宮は、1345年(貞和元年)に国家安泰の神として名高い京都の石清水八幡宮から勧請(かんじょう。神仏の分身・分霊をほかの地に移して祭ること)したと伝えられます。1679年(延宝7年)には松平直矩が、1716年(正徳6年)には榊原政邦が社殿を改修するなど、姫路城の鎮守社として歴代城主の信仰が篤かったとされます。境内からは姫路城を一望でき、「男山の厄神さん」として庶民にも広く親しまれ、「厄神祭」には多くの市民が参加します。
男山八幡宮は男山(海抜56メートル)の山頂付近に位置し、ふもとにある「水尾神社」の境内からなだらかな折れ参道で向かいます。山頂付近にある「男山配水池公園」に一直線に通じる階段もあり、傾斜が急ですが、見上げると壮観です。また、男山から眺む初日の出は姫路城の天守附近から昇るため絶景とされ、市民に限らず、数多くの人々が訪れます。
男山八幡宮の主祭神は「誉田別命」(ホンダワケノミコト。応神天皇(第15代天皇)の諱)で、配祀神は、「息長帯姫尊」(オキナガタラシヒメノミコ。神功皇后の諱)、「比売大神」(ヒメノオオカミ)です。厄除開運、武運長久、安産祈願のご神徳があるといわれます。
例大祭の「厄神祭」は毎年2月18日から19日にかけて夜通しで、参拝者の厄除けを行います。境内に善男善女が満ち溢れる盛況です。隣の姫路文学館は厄神祭の日に合わせて「如月まつり」を開催し、期間中は無料開放するようです。
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河野 晃Akira Kouno
地元姫路の魅力をお伝えしたいと思っています。
また、法律相談についても地元の皆様にとって頼れる弁護士としてお気軽に相談して頂ける存在となれるよう、親身になって対応させて頂きます。
- 所属団体
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- 兵庫県弁護士会(資格登録番号43591)
- 経歴
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- 淳心学院高等部 卒業
- 東京都立大学 卒業
- 学習院大学法科大学院法務研究科 修了