ランチにもおすすめの「姫路おでん」!普通のおでんと何が違う?
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兵庫県姫路市では、独特のおでんが名物として人気です。
姫路おでんといって、ランチで食べる人も少なくありません。
そのほかの地域の人が認識しているおでんとは、若干異なる特徴があります。
今回は、姫路おでんの特徴やルーツについて解説いたします。
生姜醤油で食べるのが姫路おでんの特長
一般的におでんというと、からしをつけて食べるスタイルを連想するでしょう。
姫路おでんはからしの代わりに生姜醤油をかけるもしくはつけて食べるのが一般的です。
姫路のおでんには、濃く甘い「関東煮」とも呼ばれるおでんと薄味のおでんの2種類があります。
いずれのおでんでも生姜醤油と一緒に食べれば、姫路おでんに分類されます。
生姜醤油を使用する理由
姫路おでんで生姜醤油を使用するのは、もともと姫路市は生姜と醤油の名産地だったからです。
醤油が身近にあったことで、おでんを生姜醤油につけて食べる習慣が広まったと考えられています。
生姜醤油の作り方
生姜醤油の作り方は簡単で、濃い口醤油に生姜の擦ったものを入れて混ぜれば完成です。
中にはみりんや日本酒などを少量入れて、ひと煮立ちさせたものを使用するところもあります。
お店によっては企業秘密の材料を入れているところもあるようなので、ランチの際に数店舗立ち寄って、自分好みの味を出してくれるお店を探してみてもいいでしょう。
姫路おでんのルーツとは?
姫路おでんの、おでんに生姜醤油をつけて食べるスタイルは、姫路を中心として加古川から相生あたりまでで昔から食べられてきたスタイルです。
しかし「姫路おでん」という独特のネームが付けられたのは、ごく最近のことです。
姫野色で町おこししようというグループがあって、このグループが2006年に命名しました。
昭和初期がルーツという説が有力
姫路おでんが登場したのは、昭和初期がルーツといわれています。
当時姫路で食されていた関東煮は甘辛いのが特徴でした。
甘辛いおでんに生姜醤油をかけることで、味を調整していたのがそもそもの始まりを考えられています。
元々は関東煮の出しを切ったうえで、生姜醤油を上からかける方式で食されていました。
ところがその後関西風の薄味のおでんも普及していきました。
それとともに小皿に生姜醤油を入れて、これにおでんの具をつけて食べる、刺身を醤油に付けるのと似たようなスタイルで食べる方式も開発されました。
姫路のすごい場所を楽しみましょう!
今回は「姫路おでん」について詳しく解説していきました。
姫路おでんの気になる人は、今度姫路おでんをメニューに出しているお店にランチなどで立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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運営者情報
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河野 晃Akira Kouno
地元姫路の魅力をお伝えしたいと思っています。
また、法律相談についても地元の皆様にとって頼れる弁護士としてお気軽に相談して頂ける存在となれるよう、親身になって対応させて頂きます。
- 所属団体
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- 兵庫県弁護士会(資格登録番号43591)
- 経歴
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- 淳心学院高等部 卒業
- 東京都立大学 卒業
- 学習院大学法科大学院法務研究科 修了