姫路のぐじゃ焼きとは

ぐじゃ焼きという食べ物を聞いたことがないという方は非常にたくさんいらっしゃると思います。
それもそのはずで、他に紹介させていただいた姫路のソウルフードは従来の食べ物を姫路流にアレンジしたものであったのに対し、ぐじゃ焼きは姫路独自の料理だからです。

ぐじゃ焼きは姫路駅前からすぐ近くにあるお好み焼き店「森下」さんが提供されている料理です。

説明が難しいので、ぐじゃ焼きの作り方からどんなものかを想像していただけたらと思います。

まず鉄板の上でたっぷりのラードを使い、キャベツと具材を焼き、ポットに入ったぬるい生地(ダシ)をかけて薄く広げます。

周辺がパリパリになり、中の具材がグツグツと煮えてきたところで、端の方をつまんで、コテで素早く剥がします。
そしてパリパリになった面にソースや青のりをかけていただく料理となっています。

パリパリになった箇所は、お好み焼きのコゲの一歩手前くらいの状態になっており、これが非常に美味しくなっています。

イメージとしてはお好み焼きともんじゃ焼きを足して2で割ったような食べ物といったところでしょうか。

食感は外がパリパリで中はフワフワとなっています。